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今回の記事でわかること

  • 狂犬病って結局何?

  • ワクチン摂取のメリットとデメリットは?副反応は大丈夫?

  • 狂犬病ワクチンを打つにはどうしたらいいの?

<狂犬病について>

犬のワクチン接種が必要な疾患の中で、最も認知度の高い疾患が狂犬病です。
ただ、現在の日本において狂犬病は蔓延していないため、ワクチン接種が必要と肌で感じることは少ないかもしれません。

狂犬病は、ウイルスに感染した動物の咬傷により感染し、長い潜伏期間を経て発症する疾患です。
犬での致死率はほぼ100%であり、その有効な治療法はありません。発症が認められた場合には、法律により隔離を余儀なくされる他、その症状の苦しさから安楽死が選択されることも多い感染症となっています。
現状、狂犬病予防法により日本は数少ない狂犬病清浄国として認められています。
しかし、年間約6万人もの人が狂犬病で死亡し、その半数がアジア諸国という事実もあります。
この感染症が国内で蔓延することを防ぐには、ワクチン接種による予防が重要となります。

<ワクチン接種後副反応について>

ワクチン接種に関して、飼い主様が心配される大きな要因として、ワクチン接種後の副反応があります。
中でも、アナフィラキシーショックは致死的な症状であることから特に心配される方は多いと思います。
しかし、狂犬病ワクチン摂取による重篤な副作用が起きる確率は非常に低いものとなります。
そのため、感染症のリスクを考えるとワクチン接種による副反応というデメリットより重篤な感染症の予防ができるというメリットの方が勝るワクチン接種を推奨する理由となります。

<狂犬病ワクチンをうつにあたって>

現在、日本では1年に1回の狂犬病ワクチン接種が義務となっています。
その接種期間は、 “4月1日から6月30日までの間” が原則となります。
また、ワクチン接種でご来院の際にフィラリア検査や健康診断として血液検査を同時に行うことも可能です。
接種のためご来院される際に、定期健診や、1年の間に気になったことなど、相談してみてはいかがでしょうか。
健康診断としての血液検査は、病気を早期に見つけるために有効となっています。

 

・血液検査とワクチン接種を同時に行うことでの犬への負担は?
・接種期間以外でも狂犬病ワクチンは可能?

 

上記のような疑問があれば、いつでもお気軽に病院にご相談ください。